日本生命セ・パ交流戦 オリックス・バファローズが勝率1位
日本生命セ・パ交流戦、2010年の勝率1位争いは、6月11日終了時点で、西武ライオンズとオリックス・バファローズが14勝8敗と同率で首位だった。そして6月12日、オリックスは横浜に7対1で快勝。一方の西武は広島に2対6で敗戦。これで13日の試合でオリックスは勝つか引き分けで交流戦初制覇と、俄然有利な状況に持ち込んだ。
そして、当日。オリックスは、初回に先発・木佐貫が1点を奪われたが、その裏に四番・カブレラの左前適時打で同点に追いつくと、五番・T-岡田が弾丸ライナーでバックスクリーンに飛び込む2ランを放ち、あっさり逆転に成功する。その後好調なオリックス打線は3回にカブレラ、4回に下山の適時打などで着実に得点を重ね6回までに7点を奪い、試合を有利に運んだ。投手陣も先発・木佐貫が2回以降立ち直り、5回2失点で試合を作ると、6回からは中継ぎエース・平野が2イニング、セットアッパーのレスターが1イニングを完ぺきな投球で封じる。最後は新守護神・岸田がしっかり0点に抑え7対2で勝利。交流戦6年目にして初の栄冠を手にした。
オリックスは交流戦に入り主軸が打率3割超を記録するなど打撃陣が大爆発。優勝を決めた13日の横浜戦も10安打を放ち、交流戦チーム打率.300と驚異の数字を残した。特に6月7日の広島戦(福山)では6回に10人連続安打の日本プロ野球タイ記録を作り、25安打21得点と怒とうの攻撃を見せるなど、一度火がつくと止めることができない驚異の打線を形成した。また投手陣も交流戦に入ってから、中継ぎの小松を先発、先発の岸田を抑えに回す大胆な配置転換が功を奏し、各投手が粘りの投球で余計な得点を与えない試合運びを見せた。
今年の日本生命セ・パ交流戦はパ・リーグのオリックスが初制覇を成し遂げたが、これで05年から勝率1位はすべてパ・リーグのチーム。好投手が多いと言われるリーグのなかで揉まれたオリックス打線がセ・リーグ相手にその破壊力を見せつけた形となった。

日本生命セ・パ交流戦初優勝を決め、全員でマウンドの前に集まり記念写真におさまるオリックスナイン

日本生命・田畑氏から優勝トロフィーを受け取るオリックス・岡田監督(右)。
オリックス監督就任1年目での快挙となった

トロフィーを持つ岡田監督(左)と賞金ボードを受け取った選手会長の日高(右)。
日本生命セ・パ交流戦の勝率1位チームはスタート以来6年連続パ・リーグからとなった




